■第1回i-soul works主催ハンズオンセミナー(6/17)開催報告

2017年6月17日(土)、メディカルフィットネスエムズにて「インソール作製のための評価と処方」と題しましてi-soul works主催として初めてのハンズオンセミナーを開催させていただきました。
これまで幸いなことにいろいろな団体や勉強会主催者の方々に講習会のご依頼をいただき、多くの方々の前で足部についてのお話をさせていただきましたが、今回は主催者側かつプレゼンも含め、すべて運営する側となったこともあり、新たな貴重な経験をさせていただきました。しかし、一人の力で開催できた訳ではなく、南谷クリニックおよびエムズのスタッフの皆様、告知や準備にご協力いただいた皆様、そしてご参加いただいた皆様があって、初めてセミナーを無事開催することができたと深く感謝しております。
当日も準備の段階で少し浮足立った感もありましたが、参加者および会場スタッフ皆様のご厚意もあり、楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。
そこで、今回のセミナーの内容を以下に簡単ではありますが報告させていただきます。

今回は、インソール作製・処方についてをメインに掲げ、それに必要な「足部の基礎知識」から「必要な機能評価や動作分析」などから紹介しました。足部についての運動学と機能解剖学の理解が不十分であると、機能評価の結果の判定や解釈ができません。そのため、最低限押さえていただきたい基礎知識を絞りに絞って説明しました。その中で「後足部機能」が非常に重要と考えているため、下腿-距骨-踵骨の機能について、各骨や関節機能だけでなく、そこからの運動連鎖や全身アライメントとの関係について説明しました。運動連鎖は、動作や課題によってその反応は異なります。勿論、個々の身体的特徴により連鎖の程度やその方法も若干変化します。ですので、「そうなりやすい反応」として紹介しましたが、やはり「個々の反応」をしっかりと観察し分析していくことが最も結果に活かされると感じています。
機能評価においても、足部機能が全身アライメントに及ぼす影響を運動連鎖の概念をもって分析していくことが重要ですが、やはり足底からの感覚入力も考慮が必要です。神経学的な説明は根拠を持ってお話しすることは難しく、「予測・仮説」レベルで終わりがちですが、それらをもって何かしら介入することで「変化を出す」ことができたときにこれが貴重な経験となり、その解釈をどうするのかが重要です。その積み重ねが、臨床で対象者を改善させ、良い結果を出すために必要なスキルであると思います。そういう意味では、足部には多くの可能性を秘めており、避けて通れることは許されないかもしれません。まずは、運動学、機能解剖学、そして運動機能評価を理解し、的確に実施することが必要と考えます。
評価結果は出たが、インソール処方はどうするべきか…。今回は簡易パッドとシートを用いた具体的な処方について実技を中心に行いました。
中敷きに貼付する部位はわかりますが、その「高さ」が非常に重要です。これは、足部アライメントや足底からの感覚入力などを統合した上で、姿勢・動作がどう変化したのかを観察できないといけません。入谷式足底板では、その高さを0.2mmレベルで調整していきます。テープ一枚貼るだけで動きを変えることできます。それだけ、足底感覚はsensitivity(感受性)が強く、その程度によっては姿勢を大きく変化させることができます。勿論、不良アライメントが原因で痛みが発生しているのであればその姿勢を変化させることで痛みは軽減します。それを足部からコントロールできるのです。まずは、基本的に実施すべきインソール処方の方法を身につけ、それから更なる詳細な調整へと進めていっていただければいいと思います。
自分が「何を変えたいのか」「どうすれば疼痛が軽減するのか」「どうしたらパフォーマンスが向上するのか」を明確に評価した結果を的確に解釈し、インソールというツールを使って多くの困っている方の笑顔を引き出していただけると幸いです。私もそうありたいので、クライアント様一人ひとりとしっかり向き合って結果を出していきたいと思っています。
長文乱文でしたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

最後に今後のセミナー開催情報です。
●『足部の機能解剖と足部障害~機能評価とテーピングによる介入~』
詳細はこちら → http://isoulworks.com/morisportsseminer2017/

●入谷式足底板「導入編」 ※入谷式基礎セミナーへの導入セミナー(公式)です。
こちらは10月頃に開催予定です。詳細は追って報告致します。
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