☑ 膝関節痛でお悩みの方
【来店の動機】
・1年程前より徐々に膝の痛みを感じるようになり、最近痛みが気になって自由に歩くことができず。
・知人から当店のことを聞き、来店へ
【症状】
・左膝の内側の痛みで、歩行時に痛みが強い
・夜中に膝が痛んで眠れない
・膝がしっかり伸びない(伸ばすと痛い)
《裸足歩行》
【アプローチ解説】
膝の痛みは、隣接する関節や体幹機能の問題により引き起こされることが多く、“膝の治療のみ”を行っても徐々に元に戻ってしまう場合がとても多いです。そのため、「膝関節に負担をかけている身体的問題」を探ってアプローチすることで、膝痛を軽減することがとても大切となります。痛みを感じてからどの程度経過しているかにもよりますが、膝自体の問題も起きていることはありますので、「膝が痛くて伸ばせない」などの場合は膝をしっかり伸ばし、しっかり曲げるという可動性を高め、筋力を自然と発揮できる環境を作ってあげる必要性もあります。
また、体幹のアライメントや可動性・運動性の向上、足部のアライメント調整、そしてインソール作製など多角的に膝関節のアプローチを行います。
以下、行ったアプローチです。
①膝の伸展可動域を高める徒手的アプローチ
②足関節・足部のアライメント調整
③体幹の安定性向上エクササイズ
④股関節後面筋トレーニング
⑤胸郭の可動性向上エクササイズ
⑥インソール作製
《インソール歩行》
【経過】
この方の場合、「1週間に1回(60分コース)」のペースで来店され、1か月程度で膝が伸びるようになり、夜間の痛みもかなり軽減しました。2か月後には歩行時痛も軽減し、いつの間にか長時間歩けるようになりましたが、少し無理をしてしまうと痛みが再発するため、インソールを作製しました。今では長距離のウォーキングも可能となり、膝のセルフケアを行いながら生活をされています。今後は、月に1回のフォローで、現状を維持できるようサポートさせていただければと思っています。
【アプローチポイント】
膝以外のアプローチにおいて、とても重要であった機能です。
膝が痛いからといって膝だけをみていてはどうにもなりません。
・足部機能
・体幹機能
【お問い合わせ】
お悩みの方、お困りの方は早めにご相談ください。
050-3699-1340
アイソウルワークス
理学療法士
伊佐地 弘基