○膝の痛みに対するインソール

「膝痛」は、病態の把握が難しく、多くの方が「改善しない、悪化してしまう」と不安を抱えておられます。

我々、理学療法士も膝関節周囲の痛みの改善には難渋することを経験します。

膝痛は、一度引き起こすと再発を繰り返しやすいです。

安静にして、湿布して投薬にて一度は改善しますが、動き出すとまた違和感や痛みが出現してくる経験はありませんか?

痛みが改善したのにまた引き起こす…

動かなければ大丈夫、歩くだけなら大丈夫、走ると痛くなる…

歩くときは違和感程度も、階段のなると痛む…

歩いている、走っていると徐々に痛みが出てくる…

さまざまな経験があると思いますが、必ず原因があります。

 

●痛みが出ている局所部位はどこであるのか

●なぜその部位に痛みが生じたのか

●どうすればその痛みを回避できるのか

 

これらが明確になれば、アプローチの方向性はみえてきます。

 

『評価がすべて』

 

言い過ぎかもしれませんが、「評価・アセスメント」がすべてと考えています。

痛みを引き起こしている「問題の本質」を評価で明確にします。

痛みは膝の一部から起こっていますが、その一部を痛めつけている要因があります。

「痛み」は身体の異常がある場合に「脳が感知」する「危険信号」です。

身体のどの部位に問題があって、どこの異常状態を感知しているのかを明確にしないといけません。

では、どのようにしてその「痛みの根本的要因」を探るのか。

 

「身体機能評価」

 

を多角的に行うしかありません。

その中で私が重要視しているのは、

 

●姿勢・動作の観察・分析

●疼痛誘発テストおよび疼痛軽減テスト

 

これらを組み合わせて評価を行うことである程度の「痛みの根本的要因」が明確となります。

痛みに困るのは、動いているときの「動的な場面」です。

必ず、動きの中で「痛みが出る・強くなる動き」と「痛みが軽減する動き」を確認します。

これだけでどうすれば痛みが回避できるのか、どの方向にもっていけばいいのか、がわかります。

だからこそ、「痛みのある膝だけ」をみていては問題の根本解決につながりません。

全身の姿勢および動きの中でのアライメントを観察して、痛みの部位との関連の分析が必須です。

 

「力学的ストレスの集中」

 

これを姿勢・動作の観察から見極めること、そしてそのストレス集中がなぜ起こってしまったのかを推察します。

とても難しい作業になりますが、バイオメカニクス、運動学、機能解剖、運動連鎖を考慮することで多くのことがみえてきます。

構造的に不安定な関節である「膝」は、体幹や股関節などの筋機能の低下や関節可動域の低下など「膝以外の機能障害」によって二次的に問題が生じ、「力学的ストレス」が加わることで痛みが生じることが多いです。

だから、「動きの中での全身をみる」ことが大切となります。

【アプローチの概要】

①局所症状の改善

まずは、炎症症状の改善が必要です。

外用薬、投薬、注射、物理療法など炎症を抑制するアプローチを行います。

こちらは医学的管理のできる病院やクリニックでしっかり対応してもらいましょう。

ただ、安静を強いられることで患部外の機能低下が起こります。

それを防ぐために、痛みのない範囲でのエクササイズやトレーニングは重要となります。

 

②機能不全の改善

膝の痛みの根本原因に対する筋力・筋機能の改善を目的としたエクササイズやトレーニング、関節の動きの制限があればそれに対する柔軟性改善トレーニングなどそれぞれの状態に合わせた「運動」が早期に必要となります。

電気治療や投薬などで局所の痛みを軽減させることは重要ですが、その効果は薄れてきます。

しかし、効果がある時期に適切なトレーニングを行えば、更に効果的に運動が行えます。

「膝」に悪影響を及ぼす身体機能を改善し、「膝」を守りましょう。

>>>「パーソナルトレーニングについて」

 

③インソール

インソールは、身体の土台である「足部」の機能を調整し、姿勢を変化させ、膝関節へのストレスを軽減できます。

足部は、膝のすぐ隣にある関節です。

足がどのように機能するかで、直接的に影響を及ぼすことが多いです。

わずかな足部の動きが、膝関節の機能に大きく影響を及ぼすのです。

そのため、足部肢位を少し変化させるだけで、膝へのストレスが回避できます。

無意識のうちに姿勢が調整され、良い姿勢で歩くことは、膝へのストレスが軽減することにつながります。

>>>オーダーメイド・インソールについて

 

以下に、インソールを作製された「クライアント様の声」を挙げています。

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【30代女性、医療専門職】

「膝が変形しないよう、悪化しないようにしっかり歩きたい」と思いインソールを作製してもらいました。
インソールを使用し始めてから足部のぐらつきを一切感じることなく、左膝の半月板がひっかかるような経験もなくなりました。
ただ、インソールをしないとひっかかりを感じることがありました。
足が安定したことから膝の捻挫の心配もなく、ダイナミックに踵から接地して歩けるようになったので、伸びやかに上体を起こし、視線を下げることなく前を見ながらて歩けるようになりました。

次は職場の靴にも作ってもらいたいと考えています。

 

【30代女性、医療専門職】

ジョギングを始めたところ膝に痛みが生じたため、相談に行かせて頂きました。
とても和やかな雰囲気の中で、細かくみて頂き、インソールが当日中に完成した事に驚きました。
作製して頂いたインソールを入れると、痛みが無くなり、自然と歩幅も広がり、ジョギングも速くなりました
また、今まで意識していなかった筋肉を自然と使えるようになったようで、姿勢も良くなったようです。

ジョギングの為にと作製して頂きましたが、今は普段の生活でも常に着けており、着けないと違和感を覚えるほどになりました。
また、脚の悩みが生じた時にはお世話になりたいと思っています。ありがとうございました。

 

 

【30代女性、医療専門職】
痛めた左膝をかばい、反対の右膝がかなり痛くなりました。約半年間、痛みのため階段も厳しい状況でした。
そんな中、悩みましたがインソールを作ってもらうことにしました。
膝の痛みに対しての細かいチェックから、姿勢や動作、特に歩きを通じて膝に負担のかからないよう調整してくれました。
テーピングなどでの評価中も徐々に痛みが軽減し、歩きやすくなることが実感できました。
作製いただいたインソール履いてから、歩く度に痛かった膝が改善し、階段もほとんど痛くなりません。足も前に出しやすく、安定性も良好です。
あそこまで細かく診てくれたおかげだと思っています。
今までも他で作ってもらったことがありますが、しっくりこなかったので、i-soul worksさんで作ってもらって満足しています。
ありがとうございました。

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