○靴底のすり減りに対するインソール

学生さんはローファーを履いていることが多いと思いますが、あまり機能的な靴ではないため「姿勢や歩き方が悪い」と靴の踵(かかと)部分のアウトソールのヘリ(すり減り)を認めます。すり減るのは、歩行時に「脚を踵から接地する時」と「脚を振り出す時」に地面とこすれすために起こることが多いです。どなたでもアウトソールは徐々にすり減りますが、すり減った状態で歩き続けると姿勢が更に悪くなり、膝や腰に負担をかけることにつながります。また、歩きにくいため全身の筋を過剰に使うことにつながり、疲れやすくなります。

以下の画像の方は、ローファーを買っても3カ月程度で踵の内側がすり減り、歩きにくさを感じていることが悩みでした。
そこで、インソールを作製させていただき、踵の内側のすり減りがかなり軽減しました。
右はインソールを作って半年後の画像ですが、3カ月でダメになることはなく、しっかりと靴が機能しています。

 

このように、インソールを作製することで姿勢を調整すれば、靴も長持ちし、体にも優しいため、コスト面もフィジカル面もプラスです。
靴の踵のヘリのため、よく修理に出したり、靴を買い替えないといけない方は、インソールの作製をおススメします。