☑ 股関節痛でお悩みの方
当店サービスをご利用いただいた「ご感想」からご紹介します。
『今から27年前、大学病院で寛骨臼蓋回転骨切り術を受けました。それ以来、痛みや動きにくさに対し、自分ではどうにもいかず、色んな治療者の方々に診てもらいました。しかし、股関節は末期症状となり、人工関節置換術を受けることにしました。
手術前に弱い筋力を少しでも強くしたくて、インソールを作ることにしました。仕事柄、インソール療法と言うのは知っていましたから、暇を見つけてはネット検索をして、ここなら大丈夫ではないかと辿り着いたのが、アイソウルワークスの伊佐地先生でした。手術が決まっていたので、今度こそ良くなりたいとの強い想いから、焦りを隠せず連絡したのを覚えています。
評価を重ねて作製されたインソールで、痛みが激減した時には「もっと早く来れば良かった」と愕然としました。仕事中もリハビリ室から病棟までの移動が苦にならなくなりました。
術後のインソールも作製してもらい、身体のケアとトレーニングを受けています。動ける感覚が出てくると、27年分のやりたいことが出てきて、忙しくなりそうです。また、伊佐地先生がポジティブな方で、どんな時も神妙に考え過ぎない、メンタルケアにもつながっていると思います。
確かなスキルを持つ理学療法士さんが作るインソールと、歩行分析やトレーニングを、是非多くの方々に知ってもらいたいです。特に医療従事者の方は、体のメンテナンスをしながら勉強にもなり必見ですよ。
インソールは決して安いものではありませんが、地面と接地する足、その一歩が全身に与える影響を実感したので高価ではないと思いました。
最後に私の体験から、痛みがある方や手術を受けようか悩んでいる方は、まず歩行分析をしてもらって、インソールを試してほしいです。結果が歴然と変わるはずですよ!』
※ご厚意でご感想をいただきましたので掲載させていただきました。
※貴重なご意見ありがとうございます。
【来店の動機】
・術前の筋力強化
・インソールで症状を改善したい
<術前の裸足歩行>
【症状】
・左側股関節の可動域制限
・変形性股関節症
・脚長差(左の脚短縮)
・左股関節周囲の痛み
・脊柱や骨盤のゆがみ
【アプローチ解説】
術前に関しては、インソールによる脚長差の補正、軟部組織の柔軟性向上と可動域の拡大、そして筋力強化です。軟部組織のダイレクトマッサージやリリースは重だるい痛みの改善と循環の改善にもつながります。
①インソール作製
②股関節周囲の軟部組織リリース&マッサージ
③股関節の可動域エクササイズ
④股関節周囲筋の筋力トレーニング
⑤体幹トレーニング
⑥荷重下での姿勢制御トレーニング
術後においては、インソールの再作製と調整、股関節の可動域向上と筋力アップなど術前と同様に更なる機能向上を目指したアプローチを行っています。股関節機能を向上させるために体幹機能も非常に重要ですので並行して行っています。
①股関節周囲の軟部組織リリース&マッサージ
②股関節の可動域エクササイズ
③股関節周囲筋トレーニング
④体幹トレーニング
⑤荷重下での股関節トレーニング
⑥足関節コンディショニング
⑦インソール作製&調整
<術後の裸足歩行>
【経過】
現在、術後のケアとトレーニングに通われております。今回の術前から起きている長年の筋力低下や可動性の低下、そして脚短縮による姿勢全体のゆがみによる影響が残っており、股関節の可動性を中心に、筋力向上や姿勢制御機能の向上を目指して頑張っておられます。術前では、脚長差を埋める補高+インソールによって長年感じていた股関節症状が軽減され、可動性および筋力トレーニングも効率よくできるようになられました。痛みや可動域制限は筋力向上の妨げとなります。
そして、術後、股関節自体の動きはよくなりましたが、周囲の筋や筋膜などの軟部組織の硬さは残存していました。そのため、まずは軟部組織の柔軟性向上を高め、同時に筋力トレーニング、姿勢制御トレーニングを実施し、骨盤や脊柱のゆがみに対しての調整アプローチや体幹トレーニングも実施しています。術前と比較して、見違えるような姿勢と歩行になり、長年できなかった長時間の歩行や山歩きなども徐々に可能となってきました。「歩きたい、歩けるという気持ち」が出てきたこと、これは本当に症状が改善してきている証拠であり、メンタルの向上にも確実につながっています。
ご本人の努力があってこその変化ではあります。お身体だけでなく、そのお気持ちに対してもできる限りのサポートをさせていただきたいと思っております。
<術後のインソール歩行>
【お問い合わせ】
お悩みの方、お困りの方は早めにご相談ください。
050-3699-1340
アイソウルワークス
理学療法士
伊佐地 弘基