スピーディな動き、瞬発性、持久力、瞬時の判断などが必要で、左右だけでなく前後への動き、そして、強く腕を振るだけではなく柔らかなタッチも必要です。繊細で精密なテクニックがないといけない競技であると思います。
その中で、身体機能の基礎として必要なことは多々あります。
ラケットを瞬時に調整するため上肢機能は欠かせません。そのためか、右利きの選手は右腕が異常に発達しています。
上肢は多くの方向へ動かすことが必要なため、肩関節のみでなく肩甲骨の可動性が重要となります。
そうなると胸郭や脊柱の動きも自ずと必要となります。
手首から肩甲帯・体幹まですべての「柔軟性・可動性の高さ」が必要です。
また、上半身の動きだけではなく、「下肢の瞬発性と支持性」も重要です。
常にステップを踏み、いつどの方向に振られてもついていくための「粘り」のある下肢機能が必要です。
特に、股関節の「支持性と可動性」が重要と感じています。
大きくステップをした際の“踏ん張り”と、そこからの“蹴り返し”をして自分の態勢に戻ることを瞬時にしないといけません。
また、スウィング時の全身の回旋運動が上肢からラケットへと伝わる際に体幹運動だけではなく、下肢から骨盤―体幹-肩甲帯へとエネルギーを伝えることが大切です。
その中で、股関節は上半身が可動する際の固定性と回旋運動の起点となると考えます。
そして、その股関節を機能させるのが「足部」となります。
足元が安定していないと股関節の安定も得られません。
そして、股関節が安定しないと体幹機能も発揮できません。
股関節が安定するとその中で可動性が生まれてきます。「安定性のある可動する股関節」です。
そこに、骨盤・体幹が隣接するため、土台となる足からの股関節機能が重要となる訳です。
このような機能を発揮させるため、また促通するために個々の身体機能にあったインソールを作製します。
元々の悪い姿勢が要因であれば、その姿勢を足元から改善するようインソールを作製します。
また、痛みがあればその痛みを回避するようなインソールを作製します。
足りない動きや支持性もインソールにて改善できます。
是非、ご相談ください。
できる限り、お力になりたいと思います。
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