vol.79 外部講師活動報告

 

毎年、お声かけいただき、大阪医療福祉専門学校で特別講義をさせていただいています。

今年はコロナの影響で開催が危ぶまれましたが、お声掛けいただきました。

スポーツ理学療法に興味のあるゼミ生が対象とあって、積極的な学生さんが多いように感じます。

 

「メディカル・トレーナー部 特別講義」

 

足に特化した講義依頼ですが、理学療法士・トレーナーとしての自分の想いや願いなども少しですがお話してしまいます。

病院や施設で理学療法士として活動していない私の働き方についても興味をもってくれた学生さんもおり、保険診療外サービス・独立開業を将来的に希望している学生さんがいることに驚き、理学療法の世界も動いてきているんだと改めて感じました。

 

 

講義では、足の機能が全身にどのように関連し、どうして大切であるのか、また足からのアプローチがとても重要であることをわかりやすく、かみ砕いてお伝えしました。

若い理学療法士にとっても足部は難しいと聞きますし、私は今でも難しいと思っていますが、その魅力に引き込まれて今があると思います。

学生時代に足部に興味を持てたことが今の自分のベースになっていて、ヒトの身体の仕組みや機能、そして障害について多くを学び、少しでも多くのお困りの方の力になりたい、その一心で今も活動しています。

 

「本当の意味で患者さんを治せるセラピストに」

 

理学療法は足だけではありません。

足は全身の一部ですが、それは膝も股関節も体幹も一緒です。

大切なのは、なぜ問題が起きてしまったのか、なぜ痛みが出るのか、なぜパフォーマンスが上がらないのか、全身機能の問題点を動きの中から見抜いていくことが理学療法士には重要となります。

実際に動画で動きを観察してもらいましたが、難しくて当たり前です。

でも、その作業工程と考え方がとても重要なのです。

学生さんが臨床に出て、多くのことを学び、その中で「あの先生、あんなこと言ってたな・・・」くらいに思い出してもらえると嬉しく思います。

 

 

学生さんにとってまだ早いのかもしれません。

ですが、現実を受け止め、しっかりと学びを継続してほしいのです。

 

「生き残りをかけて」

 

理学療法士にとって厳しい時代へと進んでいます。

独立開業は更に厳しい時代となります。

常に学びを継続し、お困りのクライアント様を良くしたい、ただそれだけでいいので信念をもって真摯に取り組んでいかねばなりません。

生き残りをかけた時代になってくることは間違いありません。

小さな社会貢献が日本を明るくするはずです。

笑顔と活気があふれる地域社会のために切磋琢磨していきましょう。

理学療法士という仕事に胸を張り、生きがいを感じながら働けるようになってほしいです。

私もそうでありたいと想い、常にベストを尽くしています。

 

 

最後に、いつもご依頼いただきありがとうございます。

拙い内容ではありますが、少しでも学生さんに私の「パッション」が届いてくれればと思っています。

担当のJ先生、学校の教員および事務の皆様、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

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理学療法士学科、メディカル・トレーナー部 特別講義 | ブログ | 大阪医療福祉専門学校 (ocmw.ac.jp)

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アイソウルワークス

伊佐地 弘基

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