必要なかなり久々のブログ更新となりました。
いろいろなことがありましたが、少しずつアップしていきますのでお時間ある方はお読みいただけると嬉しく思います。
先月、京都にあります「京都医健専門学校」の理学療法科の先生よりご依頼をいただき、特別講義「理学療法総合演習 Ⅰ 」を担当させていただきました。
総合実習演習 Ⅰ は、「臨床的な思考」を養うための講義で、実際に現場で行っているリアルな理学療法を学ぶという目的で実施されていました。
私の方では、ヒトにおける「足」の運動学や解剖学について、臨床における足の診方、そして何より「人にとっての足の重要性」についてをお伝えしました。
座学での難しい話は少な目とし、学生さんの反応をみながら、より多く実技を取り入れるよう調整しました。
1年生から3年生まで幅広い学生さんを対象としていましたので、どのレベルに合わせるべきか、とても悩みましたが、皆が足に興味をもって学ぶことが必要であると気づいてもらえることができていればうれしく思います。
足に対してテーピングを行うことで、歩き方が変わる。
良くもなれば、悪くもなる。
適切な介入をするためには学びが必要であり、正しい知識は必ず患者さんをいい方向に導くことができる。
歩行の観察を行い、その変化を見極めることはとても難しかったと思います。
ですが、それを体験した学生さんはその変化を目の当たりにしたと思います。
臨床は本当に興味深く、奥が深く、とても面白いものです。
将来、楽しみながら仕事をできるセラピストが増えてくれることを祈るとともに、そのために必要な努力をしてほしいと思います。
時間もお金も惜しみなく学びに費やし、厳しい臨床の世界で「本当に良くすることができる理学療法士」として成長して、社会に貢献する人材として活動していきましょう。
「一生、学び続ける」
これが臨床家であり、医療従事者です。
自分への戒めとして、これからも努力を惜しまず、クライアント様のために活動していきたいと思います。
最後に、京都医健専門学校の教員の先生方をはじめ、関係者の皆様、学生さん、このような機会をいただき誠にありがとうございました。
↓↓↓学校のブログにも掲載いただきました↓↓↓
https://www.kyoto-iken.ac.jp/contents/blogs/2021/11/22/33761
理学療法士
伊佐地 弘基