「入谷式足底板(いりたにしきそくていばん)」
私が、入谷式足底板創始者の入谷 誠(いりたにまこと)先生と出会ったのは、理学療法士の国家資格を得たまだ若き1年目のときでした。
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学生時代の実習で足部に興味を持つことになり、足部と股関節機能と姿勢についての研究を行ったことがきっかけで、臨床1年目より諸先輩療法士の方々と学び始めました。
そんな中、神奈川に「足と歩きの研究所」を営む理学療法士の入谷誠先生が「入谷式足底板」のセミナーを開催していることをお聞きし、受講することになったのが初めての出会いです。
まずは、初級セミナー(基礎)からの受講になりましたが、理学療法すら十分に理解出来ていなかった1年目には理解し難い、異次元の世界でした。
足部における運動学から解剖学、運動連鎖による全身アライメントへの影響など「足部機能と姿勢制御」をリンクさせた「詳細な機能評価」から導き出される足底板(インソール)の形状を独自の作製方法で製作する技法、すべてが「プロフェショナルな職人芸」でした。
テーピング1枚で姿勢が変わり、数ミリシート1枚で動きが変わる。そして、それを実感し、かつその見た目わずかな変化を観察し分析する力。
そして、ただテープを貼る、シートを貼る、ではなく、「問題となっているメカニカルストレスを軽減し、違和感や疼痛を改善する」ことを念頭において機能評価を行い、同時に姿勢や動きを変化させ、その結果を足底板(インソール)に反映する。
しかし、評価ができてもダメで、足底板を研磨し、靴と身体にフィッティングさせる技能が最も重要となります。
「入谷式足底板を極めたい」
あのとき、そう想えたことが本当によかったと思っています。
初級、中級、上級、更なる上級コース・・・そして、毎年のように内容がブラッシュアップされ、ついて行くのがやっと、いやついていけてない自分がいましたが、とにかく食らいついて学びました。
いつしか、年に1回は入谷式の公式セミナー以外に、入谷先生の講習会やセミナーを探し、受講するようになっていました。
それもあってか、大阪で開催されはじめた入谷式公式初級(基礎)セミナーのアシスタントとしてお声かけ頂き、ご一緒できる事になりました。ここぞとばかりにこれまでの理解不十分な点について質問させていただきました。そして、裸の付き合いができたこと(お風呂です)、同じ鍋をつつくことができたこと、叱咤激励いただいたこと、今でもはっきり覚えています。
入谷式の話に戻しますが、これまでのインソールでここまで詳細な機能評価と効果検証を行って作製されるものはないと思います。
だからこそ、必ず変化がでます。そして、良い結果へと導かれます。
「足と歩きの研究所」に多くのプロスポーツ選手、著名人が訪れています。
関東では、私同様、入谷先生を目指し、多くの専門家が独立開業し、活躍しておられます。しかし、関西では非常に少なく、大阪では入谷式を専門でやっている店舗は聞いたことがありません(失礼があったらごめんなさい…)。
「いいものは世の中に伝えるべき」
「困っている方に入谷式を伝えないことは罪である」
ここ大阪の地で、「入谷式足底板専門店」(足と歩きの研究所公認)として、多くのお困りの方に少しでも満足のいくサービスを提供していきます。
「独立はリスクが高いけど、やってみたらいいよ」
と背中を押してくれた入谷先生に、独立した自分を見てもらい、いろいろと相談にのってもらいたかったです。
ですが、遠くから見守ってくれていると信じて、「常に全力」でクライアント様と向き合っていきます。
「ダメだな~、伊佐地は(笑)」
と言われ続けられるよう、怒られながら前進していきます。
そんな私の作る「入谷式足底板」
まだまだ成長段階かつゴールはありませんが、しっかり気持ちを込めて作っています。
是非、お困りの方に知らせてあげてください。
よろしくお願い致します。
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i-soul works(アイソウルワークス)
理学療法士
代表 伊佐地 弘基(いさじ ひろもと)