足底の痛み(足底腱膜炎)に対するインソール処方

最近、“足底部の痛み”に対するインソール処方依頼が増えてきました。

□ 朝起きて、一歩足を出そうとすると痛みのため体重をかけることができません
□ 走ると親指の付け根が痛くてつってしまいます
□ 長距離を歩くと徐々に踵が痛くなってきて脚を引きづりながら歩かないといけません
□ バスケットボールをすると徐々に足裏がつってきて、動けなくなります
□ ランニングしているとけり出しで足裏が痛みます
などなど・・・
多くの訴えがありました。
原因は、足部の剛性および柔軟性の低下、股関節や体幹の弱さ、循環機能の低下などいろいろとあります。
改善のポイントは、まずは痛みの原因である「メカニカルストレス」を明確にすることです。
そのためには、歩行や走行の“どのタイミングで痛みがでるのか”を確認しないといけません。
そのときの姿勢や足部をはじめとする全身の動き方が重要で、なぜなら“その動きの中に問題の答え”があるからです。
ただ、足の裏の痛みの部位に対して、免荷(体重をかけないようにすること)したり、湿布やクッションを貼るだけでは一時的な対処にしかなりません。なぜ、痛みが出たのか、そして痛みが出始めたキッカケはなんであったのか、そこにヒントが隠されていることが多いです。
歩行や走行を観察してると多くの情報を得ることができます。わずかな動きであるため簡単には観察が難しいかもしれませんが、その“わずかなメカニカルストレスの繰り返し”が痛みにつがり、障害へと発展し、活動を制限されてしまいます。
当店では、その「メカニカルストレスの要因」を明確にして、インソールを作製します。
足部のアライメントをテーピングやパッドにて調整し、歩行の観察を中心に動きを評価し良い方向へと誘導していきます。
姿勢と動きを診て、細かく足部を評価することができて、はじめて痛みを軽減することができ、その場で変化がでます。
もし、現在痛みが出始めている、既に困っていて活動を制限されている、いろいろ試したが改善せず何を信用していいかわからない、といった境遇におられる方、まずはご相談ください。
早めの対応が最悪の自体を回避できるかもしれません。
少しでもお力になれればと思っております。

【20代女性】
 作製してもらったインソールを使ってみましたが、動いた後に出ていた足裏の痛みがなく、疲労もあまり感じませんでした。今ではインソールを使わないと足裏がつってしまい、痛みが出てしまうので、必ずインソールを使うようにしてます。安心してバスケを楽しんでいます。

 

 

 

【50代女性】
 インソールの型を決めるための評価で、テーピングやパッドを貼って何回も歩くのですがいつの間にか徐々に痛みが軽減していきました。作製いただいたインソールを入れることで、新しい靴でしたが痛みがましで、久々にしっかりと体重をかけられている感覚があり、これなら歩ける!と感じました。この調子でインソールを使えば、改善が期待できました。楽しみです。

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