足部セミナー2days in 金沢・開催報告

5月11~12日の2日間、金沢にて足部セミナーを行いました。

北陸の医療・介護・健康などに関わる専門職の知識・技術の底上げを図るため、積極的な活動をされているDiversity Lab.様よりご依頼いただきまして、初めて金沢にお邪魔しました。

全国の各種セミナーに参加し、そのセミナー内容や講師の人柄などから講師を選定し金沢に招待されており、私としては非常に光栄でした。

 

★★「アイソウルワークス足部セミナー2days  in 大阪」(←クリック!!)★★

※募集中です。残り若干名ですが参加できます!!

 

今回は30名程度の方にご参加いただきました。

職種は、理学療法士、柔道整復師、ピラティスインストラクターと職種の垣根を越えており、多職種連携が重要となる時代の中、とても熱心な皆様で、有意義な2日間を過ごさせていただきました。

 

「足部・足関節の機能と姿勢制御」

 

足部を専門に学ばれている先生方もおられる中、私なりの足部に対する考えと介入方法についてお伝えさせていただきました。運動学や機能解剖は間違いなく重要ではありますが、その機能が全身アライメント、姿勢・動作にどのように影響しているのか、足部を変えるとなぜ動きが変わるのか、それを分析し解釈していくことが臨床や現場では求められます。

 

 

足部のアライメントを「こう変えれば必ずこうなる」といったある程度の連鎖反応はありますが、絶対ではありません。

ひとりのクライアント様の身体的特徴を把握し、「だから足部をこう変えるとこうなるんだ」という確信を掴むためにいくつかの機能評価を行わないといけません。

 

「推察と効果検証」

 

が重要となってきます。

各評価結果から導き出された「答え」を結びつけ、障害や問題の原因を明らかにすることが最も効果的なアプローチへとつながります。

その機能評価の中で、現在特に重要視しているのが、全身アライメントである「骨・関節の各分節の関係性」です。

特に、

 

「脚長差」

 

これは、足部からみる上で非常に重要です。

「機能的脚長差」および「構造的脚長差」

必ず混在しています。

こちらに関しては、後日、私なりの見方や解釈の仕方などご紹介でいればと思っています。

勿論、今回のセミナーではこの部分重要であり、見方や解釈の仕方についても解説し、実技を行いました。

ヒトの歩きや動きを分析する上で、まずは把握しておかないといけない最も重要な評価であると感じています。

 

 

また、足部の感覚機能についても触れました。

どの感覚器にどの程度の刺激を入力し、それがどの部位であるのか、そしてどの身体部位にどのような反応が起こりやすいのか・・・エビデンスなど皆無ですが、変化することを体感し、それを臨床に落とし込む工夫、その結果、クライアント様に良い変化が認められれば、それがまぎれもなくその方にとってのエビデンスになるのでないか…

そんなことを考えながら、少しでも根拠を示すことで、自分自身のスキルが高まっていくことを感じています。

8月の主催セミナー(in大阪では、足部の運動学・機能解剖のみならず、感覚器としての足部機能についてもご紹介したいと思っています。

一次募集は終了しましたが、現在も若干名募集中です。

興味のある方は是非ご参加ください。

是非、ディスカッションしましょう!!

 

 

最後に、今回金沢でセミナー準備等、主催していただきましたスタッフの皆様に感謝するとともに、ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。

貴重な2日間を経験できたこと、大変光栄に思います。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

アイソウルワークス代表

理学療法士

伊佐地 弘基

 

 

【その他セミナー情報】

●「アイソウルワークス足部セミナー2days  in 大阪」(←クリックください)

→若干名募集しますので是非ご参加ください。

 

●「膝関節障害に対峙する・実技編」(←クリックください)

→若干名募集しますので是非ご参加ください。

 

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